BC03 constant SFの場合の星質量の扱い

とりあえず、パラメータの設定をおおざっぱにして、星形成史がSSPの場合のモデル・スペクトルをざっと作り、分光サンプルにカイ2乗フィットしてbest-fitなパラメータを求める、というところまできました。


で、次に星形成率が一定な星形成についても、昨日の夜から今日の朝にかけて同じように計算してもらったのですが、こちらはとんでもない結果が出てきて悶々。。。某LAEのbest-fitな年齢が〜10^5yr、星質量は〜10^5 M_{\odot}。。。


そんなわけで、今日の午前中はバグ探し、してたのですが、、、


ようやくわかりました、原因。星形成史がconstant SFの場合、そもそもBC03の出力は1 M_{\odot}で規格化されていなかった、というオチ。星質量を二回かけちゃったモデルでフィットかけてたから、〜10^5 M_{\odot}だったわけみたい。Lai et al. (2007)と同じパラメータでスペクトルを書いたら、出力が10ケタずれたので気付きました(笑)


SSPで確認してたから、constant SFで確認する必要はないだろう、と手を抜いたのがマズかったのかな。ってか、こういう大事なこと、マニュアルでもっと強調して書いて欲しいんですけど。