天文学教室コロキウムを終えて.

今回の発表内容は,前回のを更新した「LAEのstellar pop.」と,
最近かかわらせてもらっている「z~7 giant LAE」でした.


前回の発表の際に,「星の種族合成モデルで,どのパラメータを
動かすとSEDはどうなるのか,がわかるようなスライドが欲しい」
といったことを言われたので,今回はちゃんと用意してったり.


でも,基本的なことが忘却の彼方だったり
(Calzetti+00は近傍の星形成銀河のダスト吸収曲線),
まだ結果の考察をそんなに詰めて考えて無かったりで,
なんだかグダグダでした.


そんな発表後,嶋作さんのコメントは,典型的な銀河のスペクトル
(10^3A-10^6Aくらい)を示して,それぞれの特徴が何に由来しているのか,
それらをもとに選び出した遠方銀河を何と呼んでいるのか,みたいなものでした.


講義を聴いている感覚でした.


で,その話を受けて,実際に観測した遠方銀河の典型的なスペクトルを
示してほしい,みたいなリクエストが出てきたり.次回,覚えてたら用意してみようかな.


ここのコロキウムって,たぶん,研究の新着報告だけじゃなくて,
それを理解するために知っておくべき基礎事項というか,
異分野入門みたいな内容にも労力を割いた方が喜ばれるのかも,なんて.


そもそも,僕が他の研究室の方の話を聞くときには
もっと基本的なことを教えてほしいって思ってるしw