astro-ph/0702458 - 天文学的研究メモ

Lyman $\alpha$ Emitters at Redshift 5.7 in the COSMOS Field
T. Murayama et al.

この論文では、the Cosmic Evolution Survey (COSMOS)によって覆われる1.95平方度の連続した領域のnarrow-band optical surveyの結果を報告する。optical narrow-band（ $\lambda_c = 8150 \text{\AA},\, \Delta \lambda = 120 \text{\AA}$ ）とbroad-band（ $B,\, V,\, g',\, r',\, i',\, z'$ ）の測光観測はすばる望遠鏡のSuprime-Camを用いて行なわれた。この論文では、 $z \approx 5.7$ にあるLAEsをターゲットにした最大規模のnarrow-band surveyを示す。 $z \sim 5.7$ に119のLAE候補天体を見つけた。このサーベイによってカバーされたwide-areaに渡って、LAEsの大規模構造でのクラスタリングを示すstrongな証拠は見つからなかった。 $z \approx 5.7$ のLAEsついて、星形成率（SFR）密度はおよそ $7 \times 10^{-4} M_\odot \text{yr}^{-1} \text{Mpc}^{-3}$ であり、これと先行研究での値を比較した。